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玄関と下駄箱

「玄関」は家の外と内を結ぶものです。

普段何気なく使っている言葉ですが、実は仏教語のひとつです。「玄」は奥が深い悟りの境地、「関」は入口を意味します。このように二語を合わせた「玄関」は、奥深い仏道への入口を示す非常に壮大な意味を持っていると言えますね。

言葉からわかるように中国から伝わった「玄関」、当初は日本では「お寺の門」という意味で使用されていました。その後、公家屋敷や身分の高い武家屋敷に「玄関」が作られるようになり、家の格式の高さを示す象徴になっていきました。 

江戸時代、庶民の家は戸を開けたらすぐに部屋で玄関はありませんでした。明治時代になり建物の出入り口兼台所が出来てきますが、明治中期から大正時代になると、玄関と台所に仕切りが設けられるようになりました。室内履きと屋外履きを履き替える場所でもある玄関には靴箱が設置されます。かつては下駄箱と呼ばれるのが主流でしたが、今では靴箱やシューズボックスなどと呼ばれることが多くなりました。

時代の流れとともに「玄関」のあり方も変化してきているのですね。

杉田エースでは「置下駄箱」、「シューズボックス」を取り扱っております。

♪商品の詳細は杉田エース総合カタログ2016 469ページをご覧下さい。

シューズボックス