杉田エース

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ブルーシートはなぜ青いのか?

 災害時や工事現場などで活躍しているブルーシートですが、名前の通り、ほとんどが青色をしています。青色でなければいけないのでしょうか。
 
 合成樹脂が出てくる前は綿布や帆布が使われており、オレンジ色が主流でした。その名残で、合成樹脂製に変わった直後もオレンジ色が主流だったのですが、1965年頃に「オレンジ色の顔料に人体に悪影響を及ぼす重金属のカドミウムが含まれている」という話が広まり、次第に青色に変わっていきました。
 ちなみにその後の調査で、オレンジ色の顔料にはカドミウムは含まれていなかったそうです。
 
 オレンジ色の代わりに青色が選ばれた理由は、空や海の色に近く、景観を損ねないことや青色の顔料が一番安かったことなどいろいろあるそうですが、「青はさわやかな色」というのが一番の理由だそうです。
 
 現在のブルーシートは、ポリエチレンの糸を織ってシートにし、ラミネートコーティングしたものがほとんどで、「ポリエチレンラミクロスシート」とも呼ばれます。
 
 青以外にも茶色や銀色、迷彩色などがあり、茶色のシートは周りの景観を損ねないという理由で、奈良県内の遺跡発掘現場などで使われているそうです。
 銀色のシートは山形県のさくらんぼ畑で使われており、地面に銀色のシートを敷いておくと太陽光をよく反射し、サクランボの実全体を赤くするのに効果があるそうです。
 迷彩色のシートを使っているのは、皆さんのご想像どおり、自衛隊です。
 
 お花見などでよく使われるブルーシート。お花見をより一層楽しむことができるようなシートをおしゃれに敷いてみるのもいいかもしれませんね。
 
 杉田エースでは、一般的に広く使用されている中期使用型のスタンダードなブルーシートや薄くて軽量な短期使用型のブルーシートを取り扱っております。
 ♪詳しくは、エース総合カタログ2013 P.1011をご覧ください。