FILE No.422 特注スチール製手摺設置工事
FILE No.422
千葉県某市に新設された陸上養殖プラントに大量のスチール手摺を納入させていただきました。日本の将来にとって、とても重要な施設で働く方々の安全を守る手摺です。
東京第二営業所 田中
新卒で杉田エースに入社して数年が経過し、仕事にも慣れて仕事がとても楽しい今日この頃です。今回ご紹介する案件は千葉県某市に新築された養殖プラント施設が舞台です。近年、陸上での魚の養殖が増えてきました。陸上養殖とは、魚介類や水生生物を陸上の施設内で飼育・生産する養殖形態です。この施設はとても大型で延床面積は14,000㎡以上になり、養殖プラント施設のほか、付属施設が複数棟あり完成後には日本でも人気の高いサーモントラウトを年間3,500トン養殖して出荷する計画の施設です。
今回弊社が納入した商品はオーダーメイドのスチール手摺です。全施設のうちの数棟にその手摺を納入しました。納入前にお客様は、当初の見積から納まりが変更になっている箇所が多く、予算と納期、どちらの面でもお困りでした。そこで私が問題解決のために、希望納期に間に合うよう、複数の製作工場に協力していただいたのと同時に、近隣の製作工場へは足を運び直接打ち合わせを行い、徐々に関係性が出来ていく中で、予算内で製作してもらえるよう協力をしていただくことができました。そして無事に受注することが出来ました。苦労も多かっただけに工事が完工した時はとてもうれしかったです。
成約に至ったポイントをまとめますと下記の通りです。
➀希望納期に少しでも近づけるため、複数の協力会社へ分散して製作依頼を行った。
➁得意先だけではなく製作会社とも直接打ち合わせを行うことで、良い関係性を作ることが出来た。
➂自分だけではなく上司や先輩、協力会社を巻き込んで各種調整を行って製品納めることが出来た。
2024年度より担当させていただいたお客様との初めての大きな現場でした。昨年9月より納入が始まった現場ですが、すべて納品が終わったのは年度を跨いだ今年5月でした。なんとかお客様の力になりたいと試行錯誤する中で、お客様だけではなく協力会社の方々とも長い期間を経て密な関係になれたことが嬉しかったです。
私の仕事に対するモットーは、「得意先、仕入先、協力会社、それぞれの立場になって考え、商社としての価値を見出す行動を心がける」ということです。入社より年々様々な経験を重ねるごとに目標も高くなるので大変ですが、今後も何事に対しても全力で頑張りたいと思っております。
【最後に】
先日、初めてゴルフのラウンドを回ってきましたが散々な結果でした。ありがたいことにゴルフに誘っていただく機会が徐々に増えてきました。運動不足も痛感しているため、今年こそは本格的にゴルフに取り組んで腕を上げていきたいと思います。
