杉田エース

商品案内

FILE No.414 再生木デッキ材+カウンター付製作手摺工事

FILE No.414

沖縄のシンボルである首里城のビジターロビー社館改修工事で約500㎡に及ぶ場所にデッキを納入させていただきました。 

 令和元年10月31日未明に、正殿内部から発生した火災により、正殿をはじめする9施設が焼失しました。そして今、首里城では、2026年の完成に向けて本格的な復元工事が進行中です。その一環でビジターロビーも改修しましたが、庭にデッキを作ることになり、再生木材のデッキを約500㎡にわたり設置することとなりました。

 沖縄営業所 我謝

 

  

 今回弊社がいただいた案件は、首里城のビジターロビー社館の改修工事において庭の約500㎡の土地にデッキを敷くものです。日頃大変にお世話になっている金物店様からお声掛けいただいたものです。既に図面に再生木材をデッキに使用する指示が出ておりました。その特徴は、施工性がよく不特定多数の人が使う広場に適しており、腐食も少ないという事です。

しかし、大きな課題が三つありました。

➀デッキ材の設置レベルが通常よりかなり高い設定だったので特注下地や補強に問題があった。

➁デッキ材及びカウンター付製作手摺の作図対応やカウンターの構造。

➂施工作業は日中だったが搬入は夜間のみ、デッキ材の仮置き場や加工場の確保。

デッキが地面から約1m40cmの所に作る必要がありましたので500㎡にわたる土を掘り起こし基礎を作る必要がありました。これが最も大変だったことです。

 

この課題を解決するために私は三つの対策を考案したのです。

➀レベルの異なる範囲は特注下地で対応を提案。また特注束材の基礎設置。

➁杉田エース社内の設計センターで作図対応。

➂地元チャーター便にて都度対応。現場打合せを行い仮置き場や加工場の打合せを行った。

 

 施工はお客様の方で行いましたが、設計などは弊社が担当し、難しい工事を成功させるように一生懸命取り組んだのです。製作手摺に関しては一回目の搬入で製品不良が発覚したが地元工場で製作していたこともあり、早急に対応することが出来ました。デッキ工事中は搬入の段取りや施工中の不具合などが突発的に発生してましたが都度現場へ出向き確認を行い問題解決をすることが出来ました。

 私のモットーはお客様からの問合せや悩み事は早急に解決しようと心がけております。前部署が材工共で行う部署だったので沖縄でも材工共の対応PRを心がけております。一度工事まで依頼がありましたらリピート頂ける様にお客様、現場様と密に連絡を取り合うようにしております。

 

【最後に】

 プライベートなことですが、最近は待望の第一子が生まれ子育てにも積極的に取り組んでおり、家族の分まで頑張らなくてはいけないと思っております。沖縄は観光産業が柱ですが7月にはJUNGLIA 沖縄がオープンします。残念ながらこの施設では弊社の仕事は少なかったのですが、今後新しいホテルの建築などビジネスチャンスがあると思います。首里城、美ら海水族館、ジャングリア沖縄など名所が多いだけに観光客が増える事でしょう。杉田エースもそこで貢献できるよう私が先頭に立ち営業活動に取り組みます。