ガラリ
今回は建物の外壁のところどころに設置されている通気口「ガラリ」を紹介します。
10月は「秋晴れ」が多い季節。朝夕は冷え、昼間は温か。空気の乾燥も進み、風も心地よく吹く日があります。
この時期の住まいでは、以下のようなことが気になります
- 屋外からの冷たい風が室内に入り込みすぎないようにしたい
- 湿度の差で壁内結露が起こらないよう、適切な換気が欲しい
- 台風シーズン後半、秋雨・強風が舞い込まないようにしたい
こうした課題に対して、フード付きガラリは「外気の侵入を防ぎつつ必要な通気を確保する」役割を果たします。特に10月の天候変化の激しい時期には、強風や雨を受けながらも機能を維持できる構造が重宝されます。
例えば、秋の夜長に薪ストーブや暖房器具を使うようになるお宅では、室内空気の循環を確保する必要があります。このとき、給排気口回りの性能が低いと、逆流(外気の逆戻り)や湿気の滞留が起きやすくなります。ステンレス製のガラリなら、風雨や温度変化に強いため、季節をまたいで安心して使えます。
また、10月は落葉が進む時期。樹木の葉や小枝が風に舞ってガラリ部分に詰まりやすくなるので、掃除やメンテナンスも忘れずにやりたいものです。網目やフードの設計が詰まりにくい構造なら、そうしたメンテナンスを軽減できます。
普段目にする機会はあっても役割が知られていないガラリ、仕組みや機能を理解して活用してみてはいかがでしょうか。
杉田エースでは「ガラリ」を取り扱っております。
杉田エース総合カタログ2025のp255に記載してあります。
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