美しさは強さ
今月5日から12月上旬にかけて、世界遺産「仁徳天皇陵」が発掘調査されます。調査を行うのは宮内庁と堺市で、3年ぶりに2回目の共同調査との事です。緑と水のコントラストが美しい「仁徳天皇陵」ですが、調査が進まないのは現在も続いている御皇室の陵墓であるからです。世界遺産の始皇帝陵やエジプトのピラミッドの王朝は現在は途絶えており、発掘調査されています。
「仁徳天皇陵」は、幕末までは後円部墳頂などを除き、古墳に自由に出入りすることが可能でした。1908年にはアメリカのボストン美術館で「仁徳天皇陵出土」の銅鏡や環頭大刀などが所蔵されていた模様・・・！1872年は前方部斜面の崩壊で埋葬施設が露出した為、堺県県令税所篤等による緊急発掘が行われたが、関東大震災により記録の大半が焼失。ちょっと怪しいですね。前回の調査では、「世界遺産」への登録を目的としていましたが、なぜ今この時期に調査がされるのか不明です。科学技術の発展により、新たに何かが発掘されるのでしょうか？
さて、古墳の出土品で多いものは鉄剣・鉾・甲冑など。中でも金めっきの甲冑があり、当時の技術力の高さが伺えます。「美しさは強さ」という事でしょう。
（フットサル受） （ポールラインサル受）
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