杉田エース

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香りの記憶

何気なく、ふと漂う香りから昔の記憶が呼び覚まされる。
その心理現象を「プルースト現象」と呼びます。

フランスの文豪マルセル・プルーストの長編小説『失われた時を求めて』の中で、
主人公が紅茶に浸したマドレーヌを口にした途端、
幼少期に家族で夏の休暇を過ごした田舎町の記憶が呼び覚まされる描写が
あったことからそう呼ばれています。

この作品は1913年に第1篇『スワン家のほうへ』を自費出版。
第一次世界大戦のため出版が中断。
第5篇の印刷ゲラに手入れしている途中の
1922年12月18日にプルーストは51歳で死去してしまいます。
第5編の途中以降は、弟ロベールや批評家ジャック・リヴィエールらが
遺稿を整理して刊行を引継ぎ、1927年までに全7篇が刊行されています。
フランス語の原文にして3,000ページ以上、
日本語訳では400字詰め原稿用紙10,000枚にも及ぶ
プルーストが半生をかけて執筆した大作です。

プルーストは、非常に繊細で過敏な神経の持ち主だったようです。
常に窓を閉ざし、厚いカーテンは閉めたままにして、
外気も光も入らないようにしていました。
部屋の壁もコルク張りにして音も入らない部屋で執筆をしていたようです。

杉田エースでは、柔らかく施工性に優れ、
電波障害のない「遮音シート」を取扱っております。
難燃性にも優れ、高い安全性を示しています。
♪商品の詳細は、エース総合カタログ2020 1161ページをご覧ください♪