仁王門
1月もあと2日。ついこの間までは暑い季節でしたが、
現在は本格的な寒さが続き、四季の流れを感じますね。
皆さんは清水寺に訪れたことはありますか。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は白銀の雪景色と年中素敵な景色が広がっています。
そんな清水寺で必ず目にするであろう「仁王門（におうもん）」ですが、
実は2つの別名があります。
一つ目は「赤門」。色鮮やかな朱色の見た目から、納得できる呼び名ですよね。
二つ目は「目隠し門」。この呼び名はあるものを見えなくするため、名づけられました。
清水寺本堂の舞台で参拝すると、
京都の洛中にある、歴代天皇が移住し、儀式や公務を執り行った「京都御所」を
見下ろす事になります。これは「天子を見下す行為」という解釈にも取れてしまうため、
天皇の御所を直接見下ろす事ができないよう、仁王門がたてられたとされています。
京都御所への視界を遮るように、仁王門は建っていたのですね！
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