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郵便ポストはなぜ赤いのでしょうか?

今では当たり前ですが、街中にある郵便ポストはなぜ赤いのでしょうか?

郵便ポストの歴史を見ながら考えてみましょう。
1871年(明治4年)に郵便制度が始まり、初めて郵便ポストが設置されました。
最初に設置されたものは木製で塗装はなく簡素なのもので「書状集箱」などと呼ばれていました。
翌年の1872年には郵便ポストの利用者が大幅に増加し、設置数を大幅に増やしました。その際に、ポストの形状も変化させ、出隅に鉄板を貼って強度を上げ、黒いペンキで塗装を施した黒ポストが作られました。当初は黒だったんですね。

この黒ポストには珍エピソードがあります。
このポストの普及と同じころ、公衆便所の設置も増加していました。
当時の郵便ポストには「郵便箱」と漢字で書かれていましたが、お酒に酔った人が「垂便箱」と読み間違え、「便所」だと思い込んで小便をしてしまう事態が多かったとか。

この事件が直接の原因かどうかは不明ですが、
当時は街灯が少ないため黒いと見えずらく人が衝突したり、木製ということもあり火災なども考慮に入れて、1901年(明治34年)に赤くて丸い鉄製のポストへと姿を変ました。
なぜ赤色となったかは諸説ありますが、イギリスのポストを参考に赤色に塗られたというのが一般的なようです。結果的に目だって位置がわかりやすくなりました。

郵便ポストは歴史が古く、その由来を振り返るのも面白いものです。
最近はスマホなどの通信手段が発達してますが、手書きの手紙には温かさがありますね。

ちなみに、個人宅やマンションのポストは、様々な色やデザインのバリエーションがありますね。 

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