花粉の飛散量
3月に入り、関東ではマフラーや手袋の出番も少なくなり、凍えるような寒さとは一旦お別れですね。過ごしやすい気温の日も増える一方で、多くの方が毎年戦っている「花粉」の飛散時期に突入しています。
花粉を引き起こす植物は様々で、人によりアレルギーの種類も異なりますが、なかでも多くの人が悩まされているのがスギ花粉です。スギの花粉は7月の初めからつくられ始め、日照りが続き、雨が降らない日が続くと花芽がたくさんできる傾向にあります。このことから雨が少なかった翌年は花粉が多く飛び、花粉症の症状がひどくなるケースが多いのです。
花芽は夏から初秋にかけて徐々に成長し、10月中旬には花粉が完成します。一般的に花粉の飛散開始時期とあれているのは2月ですが、気象条件などによっては大きく前倒しで花粉の飛散が始まることもあります。
花粉の飛散量が多くなる気象条件としては「よく晴れた日」「雨の降った翌日」「風が強い日」の3つが挙げられます。湿度が低いと飛散量は増大します。雨の日は花粉が飛散しない傾向にありますが、飛散しなかった花粉が持ち越され、雨が降った翌日は飛散量が増えるため注意が必要なのです。
早めに薬を飲み始めている方や、マスクやメガネを着用するなど、人それぞれ対策はされているかと思いますが、なるべくは花粉を避けて生活したいものですね。
そんな、花粉が多く飛散している日はお家でゆっくりティータイムや読書などを楽しむのがよいですね。何かと忙しい年度末、休日は花粉対策も兼ねて、お家での趣味を充実させたいものです。
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