杉田エース

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6月4~10日は「歯と口の健康週間」です

日本の歯科事情を旧石器時代から見てまいりましょう。

◆旧石器時代(16000年前)
 宗教・装飾・他の部族への威嚇の為、歯を抜く・削る習慣があった。

◆縄文時代(~B.C.800年)
 前期は現代人よりむし歯が少なかったが、摩耗が多かった。
 中期以降は軟らかい物を食べるようになり、むし歯が増え、摩耗が減少した。
 引き続き歯を抜く習慣あり。

◆弥生時代(B.C.800年~A.D.300年)
 縄文人以上にむし歯に苦しめられ、「お歯黒」の習慣が始まった。
 『魏志倭人伝』に「東方に黒歯国あり」と記述。

◆古墳時代(3世紀中期~6世紀頃)
 お歯黒をした埴輪が出土。

◆平安時代(794年~1185年)
 朝廷のみ、歯科治療が行われた。歯痛を抑えるため、祈祷針・お灸・抜歯の治療を行う。
 民間では巫女が治療の為抜歯を行った。平安末期は口腔清掃の為、うがいが始まった。

 984年 朝廷医丹波康頼は日本最古の医書『医心方』を編纂。
      むし歯・歯槽膿漏の治療の事も記載。現在も残されている。

◆鎌倉時代(1185年~1333年)
 僧医が民間で医療や慈善事業を行う。清掃道具の歯木(楊枝)が登場。治療は抜歯がメイン。
 女子の風習だったお歯黒が男子にも見られた。

 1279年 『沙石集』の中に日本初営利目的の開業医「歯取唐人」が登場。

◆室町時代(1338年~1493年)
 歯木が一般的になった。男女共にお歯黒が人気。

◆戦国時代(1493年~1573年)
 1538年入れ歯の登場。願成寺にある尼僧、仏姫の上顎の木製床総入れ歯が世界最古。

◆安土桃山時代(1573年~16003年)
 仏像彫刻家が義歯を作るようになった。仏像発注の減少に因る。
 男子のお歯黒はすたれた。西洋医学が日本に輸入された。

◆江戸時代(1603年~1867年)
 房楊枝(歯ブラシ)の登場。民間の治療は当時の内科医や外科医が行った。
 江戸時代前半までの治術は、①薬物の内服・塗布②手術として刺針法や抜歯・焼灼法で、
 直接むし歯に治療しなかった。西洋に対し義歯と抜歯に関しては優れていた。

 1698年 琉球で生薬を用いて全身麻酔下に口蓋裂手術を施行。

 19世紀 多くの歯磨き粉が販売。


明治以降は現在の治療方法とほぼ同じです。
歯を大切にしましょう!

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杉田エースは「洗面化粧台」を取り扱っております。
歯磨きグッズが沢山収納できます!

♪商品の詳細は、エース総合カタログ2018 740~741ページをご覧ください。