南京錠の“南京”とは?
鍵の種類のひとつである小さな巾着のような形をした錠前「南京錠」を普段から浸かっている方も多いと思います。
その南京錠ですが、昔、海外から入ってきた珍しいものに「南京」とつける習慣があり、南京錠も“海外から伝わった珍しい鍵”ということで「南京錠」と名づけられたと言われています。
他にも「南京」がつくものとしては、「南京豆」(落花生のこと)や「南京」(かぼちゃのこと)があります。
落花生はアメリカから、かぼちゃはカンボジアから伝わったものといわれていて、「南京」とついているからといって必ずしも中国伝来とは限らないのです。
ちなみに「あ、さて あ、さて あ、さて さてさてさて さては南京玉すだれ…」で有名な玉すだれを使った大道芸「南京玉すだれ」にも「南京」という言葉が使われています。
しかし発祥は中国ではなく日本の富山県で、“南京にもない玉すだれ”という意味で付けられたといわれており、大国「明」の大都市であった南京の名をつけることですだれの希少性を強調し、芸の価値を高める意図があったそうです。
“なぜ南京という言葉を使うのか”不思議に思うことはあまりないかもしれないですが、身近に存在するものにも必ず歴史があると思うとおもしろいですね!
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