杉田エース

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カランとクレーン

最近はほとんど使われなくなりましたが、「カラン」とは、キッチンの用水栓金具のほか、洗面用、浴室用のものなどを含む水栓金具全般の蛇口の総称を指します。

 

「カラン」とはもともとオランダ語で「鶴」を意味する「クラーン(KRAAN)」に由来し、蛇口が長い管が鶴の首から頭に見え、鶴に似ていることが語源といわれています。銭湯などでは、シャワーと区別して直水流の出る蛇口を「カラン」と表示しているところもあるようです。

 

「カラン」は常に我々が使用する住宅の設備として欠かせない金具の1つです。最近の住宅用のカラン形状は、ハンドルを回すことにより吐水量を調節するハンドル式よりも、レバーひとつで吐水量や吐水温度の調整ができるシングルレバー式のカラン(水栓金具)が一般的になってきています。さらに、最新のものには、より温度調整がしやすいよう、サーモスタットが内蔵され、設定した温度に調整が可能なサーモスタット式、浄水機能付きなど、高機能なカランも登場しています。

 

最後に…「カラン」の由来である「クラーン(KRAAN)」…どこかで聞いたような…。クラーン…、クレーン…、工事現場でおなじみの「クレーン車」に似ていると思いませんか。この「クレーン(CRANE)」も実は元は鶴を意味する言葉なのです。クレーン車と一言で言っても様々なタイプがありますが、長い首で物を吊り上げたり移動したりすることが、どことなく鶴に似ているのかもしれませんね。

 

杉田エースでは、カランに付随する水廻りをすっきりさせるための「水切棚」を取り扱っています。用途に合わせ様々な種類からお選びいただけます。

 

♪商品の詳細は、エース総合カタログ2013 666~669ページをご覧ください。