水族館の水槽のガラスは割れないの?
梅雨の晴れ間がのぞくたびに暑さが増していますが、皆さんの着る服もだいぶ薄手のものになってきたのではないでしょうか?
こうして夏が近づいてくるとどこか涼しげなところにいきたいですね。
ということで、今回は水族館についての話をしていきたいと思います。
水族館の巨大な水槽、幻想的なのに迫力があってついうっとりと見つめてしまいますね。
しかし、小さいころ“もしこの水槽のガラスが割れたらどうしよう…”なんて考えたことはありませんか?
実は多くの水族館の水槽はガラスではなく、アクリル樹脂という素材でできており、兵庫県の須磨海浜水族園は阪神大震災で大きな被害を被ったにもかかわらず、このアクリル樹脂で作られた水槽は無事だったそうです。
アクリル樹脂はガラスよりも透明度が高く、どれだけ分厚く使用しても透明です。
また、加工を施せる温度がガラスが720度に対してアクリル樹脂が120度と比較的低い温度で加工をすることができるため、ドーム型の水槽なども作ることができるそうです。
このアクリル樹脂、天井から光を入れるトップライトのドーム部分にも使われており、アクリル樹脂を通して私たちにも柔らかい光を運んできてくれます。
その光を浴びながら水族館へ行く計画でも立ててみてはどうでしょうか?
杉田エースでは乳白色か無色透明を選べる「ライトスモークハッチ」や、高断熱タイプの「アクリドーム」を取り扱っています。(ドームは通常の積雪や風圧には耐えられますが、人の体重や衝撃が加わると割れる可能性があります)
♪詳しくはエース総合カタログ2013 959~964、972~973ページをご覧ください。
