トイレットペーパーの三角折り

トイレットペーパーの三角折りに、正式名称があることをご存知ですか?その名は「ファイヤーホールド」です。
トイレットペーパーの三角折りがされたのは、時期は定かではありませんがアメリカの消防署からだと言われております。ロール式トイレットペーパーは明治10年ごろにはすでにアメリカ国内では販売を開始していたそうです。
消防士は緊急時には、いかなる場合でも対応しなければなりません。それが、たとえ用をたしている途中でもです。トイレットペーパーを三角折りにしておけば、端がすばやく見つけられ取りやすくなり、トイレの時間を少しでも短縮することができます。消防士(ファイヤーマン)がつかむ(ホールド)で「ファイヤーホールド」となったという訳です。
日本では帝国ホテルが昭和30年ころ始めたと言われており、個室の清掃終了のサインとして使われていたそうです。伝達経緯は分かりませんが、アメリカの消防士の裏技が日本の帝国ホテルの裏技になり、今まで続いているのは大変おもしろいですね。
「ファイヤーホールド」という名前を、みなさんもトイレットペーパーを使うときに思い出してみてください。
♪商品の詳細は、エース総合カタログ2012 588~593ページをご覧ください。