杉田エース

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黄砂の意外な一面

この季節、花粉以外にも大陸からの大気汚染物質や黄砂が飛来し始め、何かと大変になりますが、黄砂は何故この季節に飛んでくるのでしょうか。
そもそも黄砂とはタクラマカン砂漠やゴビ砂漠は乾燥・半乾燥地帯の砂が、風に乗って飛んでくる現象のことを言います。冬の間はゴビ砂漠の地面が雪に覆われているので砂が舞いあがることはありません。しかし、春になると雪が溶け、風速十数メートルという強い風がシベリアから吹くと砂が上空へ舞い上がり、東へ流れる偏西風や低気圧が日本まで黄砂を飛ばしているのです。夏になると半乾燥地に下草が生え、砂が舞い上がりにくくなって黄砂は減少する…というわけです。
 
黄砂はたいてい大気汚染物質と一緒に飛来してくるので、黄砂そのものの健康被害は分かりにくかったのですが、最近ではそれぞれの飛来物質を分けて観測することができるようになってきました。その観測結果によると、黄砂が増えると喘息患者が通院する頻度が高くなるという関係性が分かったそうです。
黄砂というと視界が悪くなったり、健康面でも大変なことが多いのですが、いい面もあるということです。
黄砂はアルカリ性の土壌のものなので、酸性雨を中和してくれます。さらに、沿岸から遠い太平洋は普段、貧栄養状態ですが、黄砂の飛来により鉄分、ミネラルを海水にもたらし植物プランクトンを増やしていると言われています。
 
…とはいっても普段の生活には寄せ付けたくありません。杉田エースでは花粉や大気汚染物質で外に洗濯物が干せないときに便利は室内用物干を多数取り揃えています。
 
♪商品の詳細は杉田エース総合カタログ2012 24~28ページをご覧ください。