杉田エース

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IZAMESHI 開発こぼれ話②

 

おいしい長期保存食「IZAMESHI」の販売が開始してから、

約3年半となります。

この記事ではIZAMESHIの開発中に得た知識やこぼれ話をご紹介いたします。

 

本日ご紹介するのは、

「レトルト食品中のお肉は、袋を開けたときピンク色になっている現象」についてご紹介します。

 

お肉をフライパンで炒めたりすると、

ピンク色だったお肉がだんだんと白に近しい色に変化します。

皆様もご経験があるのではないでしょうか。

これは調理工程の中で、酸素がお肉に結びついて白色になることが明らかになっています。

 

一方、レトルト食品はどうでしょうか。

通常レトルトパウチに食べ物を充填する際には、

袋内部に酸素を極力残さないように製造されます。

酸素は食品を劣化させる一要因だからです。

 

この時、袋内部のお肉は元々酸素と結びついていたため白色だったのですが、

袋内部から酸素が失われることによってピンク色に戻ることが判明しています。

そのため、開封直後のレトルト食品中のお肉はピンク色である場合があるのです。

 

そして開封後、しばらく時間が経つと空気中の酸素と結びついて再び白色に戻ることも明らかになっています。

もしもレトルト食品のお肉を召し上がられる際には、ご注目してみてくださいませ。