杉田エース

商品案内

粘度について

ねばねば、さらさら、べとべと…皆さんは何を思い浮かべますか?

物体は固体、液体、気体に分類されます。そのうち固体を除く流体(液体、気体)には粘り気があり、定量的に表現したものを「粘度」と言います。 

例えば、水は簡単にかき回すことができますが、水飴をかき回そうとすると力が必要になります。水飴には粘性があり、この粘性の強さを表す物性値が「粘度」になるのです。 

一般的に液体は温度が高いと粘度が低い「さらさら」、温度が低いと粘度が高い「どろどろ」になります。一方、気体の粘度は温度が高くなると粘度が高くなるのです。

簡単に説明すると、液体分子はかなり密で、個々の分子は狭い空間内で振動しています。分子がいる管の両端には圧力がかかっていて、この圧力により分子は移動をします。壁付近や隅の分子は移動しにくく、管の中央部の分子は流れの方向へよく移動します。これらが混ざり全体の流れが入り乱れる現象が「粘性」となります。

液体は温度があがると流れと垂直方向の動きより、圧力方向である流れ方向へ頻繁に移動する傾向が強まります。つまり、「よく流れる」ようになるのです。よって、粘性は低くなります。

対して気体分子は広い空間を飛び回っています。温度上昇に伴い速度は大きくなり、流れと垂直方向の動きにも、圧力方向である流れ方向のどちらにも動きが大きくなります。つまりは遅い分子と速い分子がよく混じるため、粘性が高くなってしまうのです。

杉田エースでは様々なスプレーを取り扱っております。粘度が異なる様々なスプレー、例えば、錆びとめスプレー、凍結浸透ルブ/シリコンルブスプレー、スプレーグリス…。

多くのスプレーの中から、皆様の用途に合わせてお選びください。 

商品の詳細は杉田エース総合カタログ2017 1145~1146ページをご覧下さい。

スプレー