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チャキチャキの江戸っ子!“雨とい”

梅雨真っ只中。
雨には欠かせない「雨とい」のお話をしましょう。

時代をさかのぼる事、江戸時代では商業が盛んに成り、
江戸、大阪、京都などに人口が集中し都市が形成されました。
当時の建築は「木造建築で、かやぶき又は板ぶき屋根」なので、
家の密集した都市は、火災に悩まされました。
特に江戸はからっ風で火事が多く、幕府は防火のために「瓦ぶき屋根」を奨励したのです。

しかし、「瓦ぶき屋根」が普及すると、雨水の落下で柱の根元や土台が腐食しました。
家が密集した土地で隣家の雨水が流れ込んだり、雨だれで壁を汚すトラブルを防ぐため、
「雨とい」が一般に広く普及普及されました。

「雨とい」の材料には入手し易く、加工し易い竹が最もよく使われました。
明治時代になりますと、西洋の建築技術を学びトタンやブリキ製が多くなります。

「雨とい」は嫡々と江戸時代から続いてきたのですね。

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杉田エースでは、そんなチャキチャキの江戸っ子!「雨とい」を取り扱っております。
♪商品の詳細は、エース総合カタログ2016 820~848ページをご覧ください。